
Tさんのプロフィール
・横浜市在住
・共働きフルタイム、都内区役所勤務
・1歳娘
・0歳児クラスへの申込を行ったものの、育休延長を決断
Tさんは都内区役所の保育課で勤務された経験もお持ちです。
コロナ禍での育休延長に至った思いや、認可保育園に入園する子を選ぶ側と選ばれる側、
両方経験されたからこその保活体験をお伺いしました!
前編は保育園の内定を得るまで、後編は育休延長の決断と保育課の視点を語っていただきます。
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私が住む区は共働きフルタイムであれば入れる程度の激戦度合いです。
第一志望の保育園に内定したものの、最終的には一旦辞退してもう1年育休を延長することに決めました。
自分にとって大事なことななにか。園選びの基準を定める
まず保活を始める際、以下の3つの点を園選びの基準として重視しようと決めました
- 5歳まで預けられること
- 家からの距離、送迎しやすいこと
- 園の雰囲気や先生の応対が良いこと
家の周りにも小規模保育はありましたが、必然的に3歳で転園しないといけなければならず、慣らし保育をもう一度やり直すことになってしまいます。
子供にとっても友達と離れてしまうのは辛いだろうということで、5歳までの園を希望しました。
まずは自分の置かれた状況を知る。周辺地域の激戦度をデータで把握
基準に沿って大まかに保育園を抽出した段階で、元保育課勤務としては周辺の激戦度合いを把握しておこうと思い、
去年の保育園ごとの入園難易度を確認しました。
自治体が公表している情報には難易度の情報は無かったのですが、市役所の保育課に電話をして、希望園を伝えました。
本当は入園できた方の最低ライン(指数)が知りたかったのですが、そこまでは公表していないとのこと。
代わりに、倍率であれば口頭で教えてもらえました。
その結果、育休中フルタイムであれば入園できそうなことが分かりひとまず安心。
大規模マンションが周辺にできてしまう等の環境変化が無ければ去年の倍率は参考になります。
また、書面で公表していないことも窓口で直接(電話でも)聞くと教えてもらえることがあるので積極的に活用すると良いと思います。
見学でしか分からないことは多い。見学時ノートを公開!
見学は7園ほど行きました。後々比較する時のため、それと雰囲気に飲まれないようにと(笑)質問項目を準備していきました。
実際、他の人がいて質問しにくいこともあったので、準備したことは良かったと思います。
ノートに質問の回答とその時感じたことを記載しています。
実際に園見学の際に使用したノート

今回見学した園は全て認可保育園だったので特色が似ており、結果的には回答は似通ったものが多かったのが正直なところです。
ただ、それ以上に、質問の際の先生の応対だったり、中の子供たちの様子だったり、園によっては給食を見せてくれたりと、
現地でないと分からないことは多いと感じました。
子供を預ける場所なので、ウェブサイトや外観を見るだけでは分からない部分が大事だと思います。
そういう意味では、コロナ禍ということもあり、中をちらっとしか見せてもらえない園については優先順位を下げざるを得なかったです。
総じて、毎度外出するのは大変ではありますが、見学に行って良かったと思います。
第一志望の園に内定!・・が、辞退、育休延長へ
最終的に第一志望の家から歩いて3分、5歳クラスまでがある認可保育園から内定を得ることができました。
横浜市では20園まで希望が書けるので申込では16園記載しました。その中で第一志望の園に入れたのは嬉しかったです。
内定が決まった園は認可保育園にしては珍しく、3歳から制服(体操着的な)があり、毎日の服を考える負担が減ると思うと非常に魅力的でした。(笑)
しかし、結果的にはそちらの内定は辞退し、育休を延長することに決めました・・。
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後編では育休延長に至るまでと保育課職員としての視点で語っていただきます!
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